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コラム

成形コラム

2018/10/01

第1回
「製品コストを下げたいので射出成形に切替えたいが、
初期費用があまり出せないので金型を安く作れませんか?」と言うご相談を良くお客様から頂きます。
かなり無茶苦茶なご要望もありますが、ほんの少し設計変更を許容して頂くだけで
通常の20%近くコストを抑えて金型を作る事も難しくはありません。
しかし試作・小ロットが目的の場合、金型費を抑える事は大きな意味を持ちますが
量産が目的の場合なら、製品コストが大幅に下がるのであれば金型にしっかりお金
を掛けて壊れない、止まらない金型を作る事が理にかなっています。
それでもやはり初期費用は抑えたいと言うお客様にいくつかコストを抑えるコツを
ご紹介します。
◎製品の穴形状は二次加工で検討する。
 アンダーカットのある形状は、スライドや置き駒の追加、ムリ抜きなどコストが
 増加してしまいます。それを全て金型で作ってしまうよりドリルで穴加工をする
 方が安くなる事があり特に試作や小ロットには有効な手段です。
◎パーツは出来るだけ小さくする。
 製品形状的に分割が可能であれば金型材料や加工面積が少なくなるので大幅な
 コスト削減が出来ます。各パーツ1個取りで金型数が増える事になっても金型が
 小さくなる事で加工時間が短くなり結果安くなる事があります。
 金型代の約70%は加工費なので加工時間の短縮はかなりのインパクトが出るの
 です。
◎表面処理は出来るだけ簡易なモノにする
 金型の表面仕上げは職人の手で磨き上げているので一番時間コストが掛かる部分
 になります。またシボ加工を選択される場合は数万円単位で費用加算され金型代
 が高くなる要因となってしまいます。
 あまり見栄えを要求しない、外観面でも相手パーツとの嵌合で隠れてしまう場所
 などは削り加工のみを選択して加工コストを抑えましょう。
◎その他選択肢のひとつとして、ナイロン等を使った樹脂型やアルミ型、製品の駒
 だけを作って型屋所有のベースに嵌め込むカセット型などの簡易型もありますが
 成形出来る数量、寸法精度、形状、外観品質にかなりの制約が出てしまうので
 必ずしも価格が下がるわけではありません。

金型のコストを抑えたいお考えのお客様には出来る限りの技術提案をさせて頂き
ますのでご相談お待ちしております。

加工技術の考え

2018/03/16

近年の切削加工技術についてご紹介致します。

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